2021年 08月 06日
ワシントン総合病院の安川康介さんが作成したイラストです。
知人から、転載に許可は不要とのことで、教えていただきました。
私たちが思う「中等症」と医者が持つ「中等症」はこんなにも違うものなのですね。
例えば、「40℃近い熱が続き、下痢も続いたら大変だ」と思うものですが、呼吸に支障がなければ「軽症」であり、現在の病床状況では、極めて入院は厳しいとのこと。
酸素マスクが必要なのは「中等症」で、「若い人は重症化しづらい」と言われている「重症」とは、人工呼吸器に繋がれている状態のことです。
日々気を付けていても、デルタ株は思っている以上に感染力が強く、感染されてしまう方が増えています。
デルタ株は、国立感染症研究所が「懸念される変異株」に分類し、警戒を強めている4種類の1つです。
しかし、「若い人は重症化しないんでしょ?」と思って、バーベキューやルームパーティーをすることでの感染例は、後を絶ちません。
どうか、「重症化」を軽く考えないでください。
今私たち一人一人ができることは、マスクの着用です。
例えば、職場内での食事時に、マスクを外して、話をしていませんか。
食後の歯磨きをする場は密になっていませんか。
喫煙場所ではどうですか。
ワクチン接種をしたからと言って、家族以外の人とマスクなしで対応していませんか。
今一度、マスクの着用、手洗い、3密を避ける等、感染しないように気を付けましょう!!
ただし、マスクの着用は、熱中症に気を付けなければなりませんので、周りに人がいない時は、外すなどして下さい。
自分も周りの人も、感染しない、させないことが重要です。