すずらんブログ
2017年 08月 21日

なしフェスティバル

天候不順で出荷が心配されていた船橋の美味しい梨が市場に出回り始めました。

今年の船橋の梨は千葉なし味自慢コンテストで最高賞となる農林水産大臣賞を二年連続で獲得する等出来も上々です。

この船橋の梨をもっとPRしたいという市内中学生による「こども未来会議室」での提案を受け市制80周年記念も兼ねて29日(火) 午前11時30分より、ららぽーとTOKYO‐BAY中央広場にて「なしフェスティバル」が開催されます。

当日は提案をした中学生の「一日船橋のなし大使」任命式を始め例年開催している「なし味自慢コンテスト」、農業機械の展示にクイズ、市船高校生のダンスに梨風味のスポーツドリンク「市立船橋アスリートウォーター」の試飲など様々なイベントが午後5時30分まで行われます。

梨の無料配布は午後2時30分から行われます。

梨のシーズン最盛期の今、船橋の梨を味わい楽しみに会場に足を運んでみてください。

2017年 08月 19日

8月6日(日)~8日(火)北海道網走郡津別町へ行って来ました。

船橋市と津別町の青少年交流事業が毎年行われていますが、今年は、津別町へ子どもたちが行きました。

交流事業は知っていたものの、実際にどのようなことが行われているのか見たことがなかったので、今回、津別町へ行って来ました。

また、「株式会社びーと」が進めている福祉事業や生活困窮者支援の状況、船橋市で知り合った方が、津別町に移住してまで何故、津別町で頑張っているのか、各地から来ている「地域おこし協力隊」の方のお話を伺ってきました。町長との会談や教育長との懇談など、津別町の町役場の職員の方には大変お世話になり、充実した視察でした。

6日(日)女満別空港に13時30分に到着。5日(土)に七夕祭りが行われ、津別町に来ていた山田賢明氏が船橋に帰る1時間前、昼食を食べながら、津別町での引きこもり支援等について伺いました。

山田さんは、カウンセラーでもありシンガーソングライターでもあり、毎月ライブを開催し、地域のコミュニティ作りをしながら、ひきこもりの人の支援をしています。もちろん船橋市でも、NPO法人の理事長として頑張っています。

  

「株式会社 びーと」が、町より委託され、軽食を提供している「さんさん館」に行きました。ここにも、地域おこし協力隊の方がいます。

流石、林業の町です。イスです。

  

その後、町が建てた宿泊施設「森つべつ」に行きました。ここは、町が建てて運営をしていたもの経営が厳しくなり、だれかに任したいと、色々と動く中で、船橋市海神に住んでいたことのある方が、引き継ぎ、経営の立て直しをしました。

5年半赤字でだった為、お給料無しだったそうです。地域おこし協力隊を活用し、民間ならではの発想で、黒字にしました。

北海道の自然を堪能するのに、なにも津別町でなくても、北見や網走のホテルの方が安く泊まれる。それでも津別に来てもらうにはと、津別峠の雲海ツアー・宇宙ツアーを企画しました。

本来峠は9時~17時まで役場が管理しているため、無料かつ自由です。これを、朝の時間を使い、有料の雲海ツアー・夜は大宇宙のロマン、空一杯の星空を楽しんでもらおうと、有料の宇宙ツアーを企画し、条例を変えてもらったそうです。

また、畑や森も、どこにでもあります。森では、森林セラピーを始めました。畑では、畑ツアーと題して、広大な畑を散歩し、大地の恵みに感謝して、畑でピザを作りランチだそうです。

これらの素晴らしいところは、ガイドを付けることにより、他では味わえないひと時を過ごしてもらおうと工夫されているところです。

夜は、食事会を兼ねて、役場の方たちと交流ができました。

7日(月)は、中央公民館に集まり、青少年交流団と合流しました。交流事業を視察するため、阿寒湖遊覧船と足寄動物化石博物館に子どもたちと一緒に行きました。

  

船の中で、子どもたちに話かけてみました。船橋から来た子どもたちに学校名を聞いてみると、同じ学校の人はいませんでした。中学生もいたので、話を聞くと、「小学生の時参加し、良かったので、また応募しました。」津別の子もいたので聞いてみると、「船橋に行った時、ホームステイ先の人に良くしてもらったので、今回は津別で楽しんでもらおうと参加した。」子どもたちは4泊5日の交流ですが、親と離れ、遠くの地で楽しんでいる子どもたちの姿が印象的でした。また、リーダーとなって、まとめ役をしている高校生や大学生のボランティアの人も、以前交流団で参加したことがあり、恩返しのつもりでボランティアに参加した人もいました。子どもたちにとって、かけがえのない貴重な体験をしていることは間違いありません。

  

同じ湖なのに、こんなにも水の色が違います。空の青さも見事です。

  

チュウルイ島で下船し、まりもの生息を見てきました。

足寄動物化石博物館です。

  

ここでは、子どもたちの様子が、、、、興味ある子は、じっくり見ていましたが、興味のない子たちは、すぐに外に出てしまいました。

バスの中で、ゲームをしたりして、子ども同士で楽しんでいました。

ここで、交流団と別れ、地域おこし協力隊で頑張っている人のところへ行き、お話を伺いました。

有名な「クマヤキ」を販売している「道の駅 あいおい」

思わず、クマヤキが自動販売機で売っているのかとびっくりしました。

ここで頑張っている、地域おこし協力隊の方は、地域おこし協力隊の事を、求人サイトのリクナビから入ったそうです。地域おこし協力隊のセミナーがあり、参加したところ、各自治体のブースを回り、津別町が一番何をやって欲しいのか明確だったので、積極的に来られたそうです。

地域おこし協力隊は、町を元気にしてもらうために津別町が、国の補助金を使って募集していますので、町で、住宅と移動用の車を用意しているそうです。3年契約で月15~16万円もらい、自分で社会保障費など支払い、生活をしています。

地域活性に興味があり、住民と一緒に何かをやりたいと、町の人に支えられ、大事にしてもらっているので、3年がたっても、定住し、道の駅から情報発信をし観光客を呼びたいと、生き生きと語ってくれました。

また、偶然にも、クマヤキを焼いている方が、船橋に住んでいて、小学生の時に、交流留学というのがあって、津別町の小学校に留学し、そのまま中学・高校と津別で過ごし、大学は、他へ。しかし、津別がいいところなので、津別に戻ってきたというのです。ここにも船橋出身の方がいたことに驚きました。

 

 

 

 

2017年 08月 18日

8月3日(木)は、佐賀県庁で、「佐賀県の救急医療情報システム」「未来へ向けた胃がん対策推進事業」「地域包括ケアシステムの取り組みについて」「パーキングパーミット制度について」「市町への旅券発給事務の権限移譲と旅券発給日数の短縮について」を担当者から話を伺いました。

「佐賀県の救急医療情報システム」は、救急車からiPadで、受入れ可能な病院がわかります。全国初の取り組みです。

医療機関では、パソコンで、今日は○○病院に搬送が集中しているから、当院で受けよう。など、他の病院の見える化を行っています。

現場の状況を関係者全員で情報共有できるシステムを構築しています。

なぜ、救急車にタブレット端末にしたのか、パソコンは大きすぎることや立ち上がるまでに時間がかかること、壊れるリスクが高い。スマートフォンだと、手袋をしながらの操作なので、小さすぎる。救急隊が遊んでいるように見えるなどで、検討した結果、タブレット端末にしたそうです。

iPadで、搬送先医療機関の検索や、搬送実績の入力など救急隊が行っていますが、それだけではなく、救急隊員自ら使い方を学び、筆談や言語の違い、子ども相手にYouTubeの動画を見せるなど活用する場面もあるそうです。

生命を救うために、日々技術革新が進むICTの利用が有効。

「未来へ向けた胃がん対策推進事業」は、佐賀県の子どもたちの将来へのプレゼントと位置づけ取り組んでいました。

佐賀県では、胃がんによる死亡者が、肝がんよりも多く、早急な対策が必要。胃がんはやく8割がピロリ菌感染が原因であることが、世界保健機構(WHO)の報告書発表されていて、5歳までに感染することがほとんどだそうです。発症は60歳以上なので、年齢が若いうちにピロリ菌を除去することで、胃がんの発症リスクを低減する取組です。

中学3年生を対象に、学校の健康診断で提出される検尿(腎機能検査)の残りの尿でピロリ菌検診を実施し、佐賀大学医学部附属病院が事業センターとなっているため、陽性者に対し、便検査のキットを自宅に送付し提出してもらい、要治療者を判定します。学校を通さず、直接本人に届くため、他人に知られることなく、治療が受けられます。

さらに、除菌の治療、確認検査は22の医療機関で、窓口負担0で受けられます。除菌治療が身体的に可能で、保護者が子どもに対し、確実に治療へ結びつけることができる最適年齢として、中学3年生を対象としています。

治療薬の保険適用になるのが15歳以上。高校生になると県外に行く生徒が多くなるので、受診率が下がってしまいます。

胃がんになってから、治療する費用を考えると、予防で胃がんのリスクを低減することの方が、医療が削減できます。

本市でも、船橋市立医療センターの力を借りながら、このような体制が取れないか考えてみたいと思います。

「地域包括ケアシステムの取り組みについて」は、県が取り組む事と現場の市が取り組む事の違いが分かった気がします。

「パーキングパーミット制度について」障害のない人が身障者専用駐車場に車を停めているため、そのスペースに駐車できずに困っていることってありませんか。

施設側では、困っている人のために作ったスペースなのに、そうでない人が使っていて非常に残念だと思っています。このようなことを解決するために、利用証を交付し、本当に必要な人がいつでも気軽に利用できる制度です。

対象者は、身体に障害があり歩行が困難。高齢者で歩行が困難(要介護1以上)。難病等で歩行が困難(特定疾患医療受給者証交付対象者)。知的障がいがあり歩行が困難(療育手帳A)。一時的に歩行が困難(けが人・妊産婦)で、身障者用駐車場利用証を発行してもらい、停めるときは、バックミラーに掛け、外から分かるようにします。駐車場には、身障者用駐車場看板を設置したり、路面標示がされています。

都市部では、駐車スペースが少ないため、特別枠を設けることが困難な面もありますが、国による制度化が必要です。国交省では、導入に向けた検討が開始されています。船橋では、大手スーパーなどの駐車場にシルバーマークの方専用のスペースが設けられていることをお話したら、驚いていたのが、印象的でした。

どちらにしても、歩行が困難な方や高齢者に優しいまちづくりが必要です。

「市町への旅券発給事務の権限移譲と旅券発給日数の短縮について」は、業務の見直しをすることで、短縮ができたようです。

千葉県としても、考えるべきことだと思いました。

1日かけて、様々な事を学んできました。

食事のお店を探していたら、『消防団応援の店』が目につき入りました。

さらに、『食べ残しをしない』取り組みもしていました。レジの前に、旗がありました。

この二つは、議会で取り上げてきたことなので、素晴らしいなと思いました。

また、タクシーの窓には、『免許証返納者は料金1割引き』とありました。数日前に、市民の方から、「免許証を返納してきたけど、船橋は何の得もないので、何か考えてよ」と言われていたので、思わずこれだ!と思いました。しかし、船橋市だけでは、限られてしまうので、県として取り組むべきだと思いますので、県議会議員の方に、要望しました。

結構ハードな視察でしたが、学ぶことが多くありました。

 

 

 

2017年 08月 16日

8月3日(水)・4(木)千葉県議会議員の方と一緒に、武雄市・佐賀県の視察に行ってきました。

武雄市では、『子どもの貧困対策』『官民一体型学校』『プログラミング教育』『医療費削減と健康寿命』について学んできました。

『子どもの貧困対策』⇒平成28年4月にこども教育部「こどもの貧困対策課」を作りました。課の中には、「みんなの笑顔係」があり、7名の職員で取り組んでいます。

副市長・こどもの貧困対策課・福祉課・健康課・生涯学習課・企画課が集まった「こどもの貧困対策ワーキンググループ」で、より横断的・多角的に連携をはかり、取り組んでいます。

実態把握調査では、①武雄市子どもの生活実態調査 ②ひとり親家庭等へのアンケート調査 ③関係機関へのヒアリング調査を行い、きめ細かく現状を認識していました。

平成29年3月に「武雄市子どもの未来応援計画」を策定。(平成28年度~平成32年度の5年間)

子どもに寄り添う伴走型支援を確立し、早い段階からその解決や予防に向けて取り組むことが、武雄市の特色です。

「こどもの笑顔コーディネーター」を設置し、妊娠期から高校卒業までを支援します。県と連携し、高校中途退学者への支援も忘れずに行うそうです。このことは、とても画期的な事と思います。船橋市の場合、県立高校が多いので、県の協力がなければ、支援ができません。切れ目のない取り組みは、船橋市でも行っていますが、高校生に向けた対策はこれから考えなければなりません。

この他にも、「高等学校卒業程度認定支援合格支援事業」「給付・貸付制度のリーフレット作成」「放課後等補充学習事業」など魅力的な取り組みがありました。

『官民一体型学校』⇒「官」のシステムに、「民」のノウハウや活力を融合させ、公教育のより一層の充実が図られています。これからの社会を生き抜いていくために、「メシを食える大人」「魅力的な大人」を育てることを理念に掲げています。

武雄市では、いち早くタブレット端末を導入し、現在ではすべての児童・生徒に1台配布しています。このタブレット端末を家庭に持ち帰り動画を使って、予習をし、学校で学びあい中心の授業が、行われています。

『プログラミング教育』⇒武雄市、(株)ディー・エヌ・エー、東洋大学の3者で協定を結び、取り組みを開始しています。実際の生活の中で、どのようなところにプログラミングが使われているのか学んでいます。

例えば、銀行のATMもそうです。プログラミングと聞くと、何だか難しいように感じますが、私たちの生活の中には、多くのところで利用されています。

『医療費削減と健康寿命』⇒①健康寿命の延伸宣言 ②健康ポイント事業 ③企業との連携 ④重症化予防 ⑤課題を学びました。

「健康寿命をのばそう!武雄市民宣言」ができるまでの経緯では、平成21年11月「がん撲滅市民大会」が開催され、翌2月には、東京大学医学部放射線科、中川恵一准教授を迎え、中学生への『がん教育』を開催。中川准教授を市政アドバイザーとしてがん対策を強化。がん予防や受動喫煙防止等を含めた、市民の健康増進のために、宣言ができました。

「健康で長生き」を市民共通のテーマとして、健診受診や地域行事等への参加、自分で決めた毎日の取り組みを実践することで、ポイントがたまる制度です。

ポイントは、クオカードや図書カードと交換でき、さらに、Wチャンス賞の抽選も行われ、楽しみが付いてきます。

健診受診は、国民健康保険者ですので、企業と連携をし、協会けんぽの被保険者も市の特定健診を一緒に受けられるようにし、医療費削減に努めています。

人工透析に至らないように、重症化予防の取り組みもされています。

今後の課題は、魅力ある企画で、健康ポイント事業を若い世代の参加を増やすこと。関係機関との連携で、広く市民へ浸透させること。

教育・健康と魅力ある取り組みを学んできました。船橋市でも取り組んでいることもありますが、参考になることは沢山ありました。

 

 

2017年 07月 31日

~再会「SHIRASE」×「しらせ」~

市制80周年を記念して、南極観測船の砕氷艦「しらせ」が6年ぶりに船橋港(京葉食品コンビナート南岸壁)に入港します。

港には先代「SHIRASE5002」が係留されており、新旧しらせがそろって19日(土)~20日(日)の2日間、午前9時 から午後3時まで一般公開を行 います。

同時に「マリンフェスタ  in FUNABASHI」、「チャレン ジングSHIRASE2017第3回」、「経済ミーティングプレゼンツつながる船橋80年」をそれぞれ同時開催します。

砕氷艦「しらせ」の艦内公開、装備品の展示の他、環境をテーマにした体験型イベントや船橋を感じるステージ、市内のお店、市内の食材など、船橋を味わう出店や物販が開催されます。

当日はJR南船橋駅・新習志野駅より無料シャトルバスが運行されます(会場に駐車場はありません)。

新旧しらせがそろった雄大な姿を見る絶好の機会、是非ご来場ください。

2017年 07月 25日

船橋市飯山満町一丁目から米ケ崎町にある、縄文時代の遺跡です。

 

ヤマトシジミの貝塚で、船橋周辺でこの時代の貝塚は珍しく、千葉県内でも、取掛西貝塚を含め3例のみで、この貝塚から、縄文時代早期前半(約1万年前)だと分かったそうです。

1件の竪穴住居跡の貝層直下から、猪の頭骨十数体分が配置された状態で発見されました。これは、国内最古とされる猪などの動物儀礼の跡だそうです。

市は、3年かけて調査をし、市内初の国史跡の指定を目指します。

市では、この一帯を開発による破壊から守るため、約1,100㎡の土地を購入しました。今後、広報紙やSNSなどで、情報発信をするほか、講演会や地元の小学校や市民向けの見学会などを行う予定です。

私たちが、行った時に、近所の小学生が、夏休みの自由研究に、お父さんと一緒に見に来ました。担当の方に、色々と聞いていたことが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 07月 23日

親子で楽しく学べる食育講座、昨年のお味噌に続き今回のテーマはお米です。

題して「おみそ汁に合うのはどのお米?!」。

船橋が薦める「船橋の食材で健やかに!具だくさんみそ汁」の“ふなすこみそ汁”にぴったりなお米はどれなのかをさぐります。

お米は全国各地で、地域ごとに適した品種がつくられています。

その数ある お米の中から数種類を食べ比べ、香りや食感、味などの違いを実際に体験してみる食育講座です。

講師の五つ星お 米マイスターが、おいしいお米の炊き方、保存方法などもご紹介します。

お米の食べ比べの他、船橋産の食材を使用したみそ汁の試食、船橋オリジナル食育ソングの披露もあります。

問い掛けの工夫で、やる気に

本講座は8月6日(日)午後1時30分から中央公民館6階講堂にて開催され、参加対象は小学4年生から6年生とその保護者の30組となっています。

参加を希望する方は健康政策課(☎ 436-2413)へお電話にてお申込みください。